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玉梓


「玉梓」ってご存知ですか? たまずさ と読みます。 大切な人からの手紙 という意味だそうです。 ———————————————– 昔の人は、ほかに通信手段がなかったこともありますが 手紙をとても大切に考えていました。 手紙は梓(あずさ)という木の枝に結び付けて贈る習慣があったので 「玉梓」という美しい呼び名が生まれたのです。 「玉梓」とは、いかにも大切な人からの文という ニュアンスが感じられる言葉ですね。 「きれいを磨く美しい日本語帳」 道行めぐ(著) ———————————————- とても日本的で素敵な言葉だな~と思いました。 日常、使う単語ではありませんが こういう言葉を知っているといいですね。 手紙を大切に考える習慣は 相手を大切に考える習慣と似ています。 四六時中、どんな時間に届いてもいいと思われている 携帯メールとは、全然意味合いが違いますね。 美しい言葉をさりげなく使えるようになりたいです。