お客様が買ってくれないからって、安売りしてませんか?

安売りするから景気が良くならない!

こんにちは

あったか販促アドバイザーの山谷みきおです。

今日の頭の中のBGMはSophieで「My World

今日から大荒れ予報の札幌。

夕方からのはずが、既に大雪、明日は外に出られませんね。

お客様が買ってくれないからって、安売りしてませんか?

先日、ジャーナリストの池上彰さんのテレビ番組「なぜ世界から格差が無くならないのか?」を見て、本当にそうだなぁ~と思う事がありました。

それは、衝撃的なデータから始まります。

格差の象徴として、

大富豪62人=36億人の資産

なぜこんなことになったのか?と言う事を丁寧に説明してくれました。

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「安売り競争が格差を引き起こす」

内容的には、ウォルマートの例を

①大企業が安売りするためにグローバリゼーションの中で、ドンドンと海外の安い所に生産拠点を移す

②国内の雇用が減る(失業率の悪化)

③お金がないから安い所でも良いから働く

④収入が低いために、ウォルマートで安いモノしか買えない

⑤結果ウォルマートに収益が集まり、ウォルマートの一族に富が集中する

逆に生産拠点の海外も

①安いから仕事がある

②人件費が高くなってくると、他の国に生産拠点が移ってしまう

③だから、人件費が上がらずに、安い賃金でずっと働くことになる

それでも、人件費はどんどん上がってくるので、出す国を変えていっている

だからこそ、富める人がと見続け、貧乏から抜け出しにくい、そんな現状が続いております。

 

つまり、

①安売りするために、コストを下げないといけない

②コストわかりやすいのは人件費なので人件費を削る

③でも、たくさん販売(薄利多売)しないといけないので、忙しいのに給料が安い

④だから、安い物しか買えなくなっている

安売りするから、景気が良くならないんですね。

 

安売りするな価値を売れ」っていう藤村先生の本に書いてある。裏の意図はこんな所にあるんですね。

 

バーゲンセールで喜んでいるのも、今のうちかもしれません。

消費者が安売りに踊らされて、某通販有名サイトでは本当の価格を高く見せて、何割引きと売るような手法もすでに出てきております。

価格っていったい何でしょう?

売れないから、安くすると言うのは、その商品の価値をうまく伝えられていないからですよね?

今はアマゾンなんかで、翌日には何でも届く時代なんです。

お客様が欲しいもの(ニーズ)を聞いているうちに、お客様は検索して、発注ボタンを押してしまうのです。

もう、物は自分でいつでも自由に変える時代

安売りをいくらしても、全世界を相手に、一番安く売る事ができますか?

やすく売って幸せですか?

きちんと、その商品やサービスの価値を伝えて、普通の価格で売ってもらう工夫が大事ですね。

昔もあったと思うんです。

「少し高くても、あなたから買いたい!」って言われるって事。

それだけの人に自分もならないと商売していけない時代になったって事なのかもしれません。

昔からの、温かい血の通った商売がこれからの時代重要になってくる気がします。

 

師匠のエクスマの創始者藤村先生は「経済」は「経世済民」

「世を納め民を救う」と教えて頂きました。

だから、自分とかかわる人を自分の仕事で、助けてあげたり、幸せにしてあげたりすることが大事なんですね。

多く自分だけ儲かればいいなんて言うアメリカ主導の資本主義時代は終わりつつありますね。

最後に

うちの会社でも、お客様のファン創りを応援し、アイムにお仕事お願いしたいって、たくさん言われる企業になりたいと思います。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございます。


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