その商品があることを伝えることが大事

今日も引き続き快晴の札幌

千葉の方はまだ電力がつながっていない所もあり、お見舞い申し上げます

 

こんにちは

札幌で販促アドバイザーをしている 山谷みきおです

 

その商品があることを伝えることが大事

先日、日本酒の美味しいある小樽の居酒屋さんに入りました。

そこは何食べても美味しく、乾杯のビールと後は日本酒を飲んで終わるようなお店です。

でも、ソロソロ帰ろうとお手洗いに立ちかえってくると、そこに一枚のPOPが置いてあったのです

2019-09-02 19.51.13

日本酒の美味しい店なのに、生レモンサワーのPOP

「和歌山県産 酸味が少なくまろやかな味わいです 当店限定生レモンサワー ノーワックス・無農薬 無くなり次第終了」

ここで私が思った事が「へぇ~日本酒にこだわっているお店が生レモンサワーのオススメするんだ!それだけ自信あるのかな?」「特別なツテで希少なレモンを手に入れたのかな?」と言う事です。

そして、気付くと目の前に

2019-09-02 20.26.10

〆の生レモンサワーが運ばれてきました!(注文しただけですけどね💦)

POPに書いてある通り、酸味が少なくオレンジのような感じの生レモンサワーで美味しかったです!

このように、POPを描くとついでのプラスアルファの注文が来ることもあるのです。もし、書いていなければ無かったはずの売上、POPのコストなんてプリンターで出力して手書きで描いて10円位でしょうか?それで600円の売り上げが出来てしまう。さらにはそこにいた二人も「俺も頼む!」と2杯頼んだので、1800円の売上です!

日本酒のみに来た客には売れないと思ってあきらめるのではなく、きちんと知らせることが大事ですね!

このPOPのポイント

・国産で和歌山産と言う事を伝えている

・酸味が少なくまろやかな味わいとレモンの酸味が苦手な人にもオススメしている

・当店限定で無くなり次第終了という限定感

・ノーワックス無農薬で安心して飲める

と言う事が伝わっております!

 

このPOPは私が頼んだ時点で正解なのですが、少しもったいないなぁ~と思いました。もう少し具体的に描くとより伝わるものになります。

POPをもっと良くするには

 

・レモンは輸入が90%で国産が珍しい事を伝える

・レモンの90%以上は防カビ剤などが使われ安心して飲めない

こうする事で、良さが具体的になります!

でも、これはほとんどスペックなんですね。スペックはほかの所に真似されてしまうし、違いが分かりにくいんです。

POPをもっともっと良くするには

・なんで、このレモンを手に入れられたのか?

・シチュエーションで「日本酒飲んだ後の〆に!」「暑い夏の乾杯の一杯目はビールじゃなくてコレだ!」など、イメージしやすい方が良いかも知れません

そんな事を書くことで、より伝わり方が明確になって、注文してみたいって思うのです。

POPは安く試せるキャッチコピーの練習場です。

色々、内容を変えながら、お客様が頼みたくなるような言葉を探しましょう!


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