「賢者の書」  喜多川 泰著・・・・①


 先日、喜多川泰さんに再会した。5年程前私の師である大野勝彦氏のご縁でお逢いし、
 

今年の五月きっかけを作っていただいたNさんのお誘いで仙台でお逢いして3度もの出会いである。

 おだやかな雰囲気の中に、確固たる想いが熱く流れている。語り口の優しさに聞き流してはいけない

大切な志が見える。「大人よ、しっかり生きて子ども達のお手本になろう」との叫びが聞こえる。

氏の「賢者の書」を読んでみた。

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story・・・
アレックスは人生に落胆していた。
会社ではリストラ寸前、過程にも彼に安らぎをあたえてくれない。
ある日一人になるために訪れた公園で、アレックスはサイードと言う少年と出会う。
彼は祖父からもらった「賢者の書」を完成させるために、9人の賢者をめぐる旅をしているのだ。
アレックスはサイードの許しを得て、“全ての成功を手に入れられる最高の証”という副題をもつ
「賢者の書」を読みはじめた・・・・・・・・

 


第一の賢者の教え[行動]

 行動の結果として我々が手に入れるものは、成功でもなければ、失敗でもない。

我々が手にするものは、一枚の絵を完成させるために必要不可欠な、パズルの一ピースに過ぎない。

 であるから、行動を起こすときに何かを期待したり、失敗することを恐れたりすることには、何の意味もない。

 大切なのは、必要なピースを集めるためにできるだけ多くの行動を起こすこと、
 

そして、行動の結果返ってきたものをよく見て、どうやってこれを使うのかを考えることだ。

 手にしていたピースがたとえ期待していたものと違ったり、
 

今の自分には耐えられそうもないほど辛いものに思えたとしても、

それは人生における失敗ではない。

かけがえのないパズルの一ピースを手に入れるという、大事な経験だったのだ。
 
 完成した絵を見れば、そのことに気がつくはずだ。
 
どうしてもそれが必要だったということに。

 

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秋の夜長、「読書との出会いが人生を変える」

かも知れません。

お勧めします。

 

 

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