みやざき中央新聞(2011年8月15日号)から


 日本尊厳死協会常任理事大田満夫氏
「あなたの脳がいつまでも元気であるための10のコツ」読んで。

敬老の日が近づいて参りました。

お盆に帰省し、88歳で一人暮らしをしている母をみて

以前読んだ記事を思い出しました。

 人間は100%死にますが、それまでは健康に健やかに生きて、

自分のやりたいことをやり、満足してコトッと死ぬことが出来たら

どんなにいいでしょう。

意識がなくなっても植物状態になっても何年も

生かされるという現実を見るにつけ思います。

目指すは、「ピンピンコロリ」です。(笑)

大田先生は、健康を維持するためには、

全身を統御する脳がしっかりしていることが大事だと言います。

脳神経系と内分泌系と免疫系、これが人間の全てを

動かしているのだそうです。

 この三つの系統を出来るだけ正常に保つことが極めて大切で、

それには司令塔である脳がしっかりしていないといけないと言います。

脳の中でも一番大切なのは、

「考える」「想像する」「行動する」「意志を持つ」という前頭前野だと言います。

 

 


大田先生お勧めの、この前頭前野をいい状態に保つコツを10個を紹介します。

①問題に直面したら逃げない、

  「こうやったらうまくいくんじゃないか」 「こうしたらいいんだ」と自分の頭で考えることです。

②よい書物を読んで知的な喜びを得る

③情報を選択していい情報だけを取り入れる

④未知の分野に目をむける。いつも好奇心旺盛でいてください。

⑤いい友人を持つ。友人は自分の鏡だと思ってください。

⑥特技や趣味を持つ。芸は身を助けます。

⑦手を動かすこと。100歳でも絵描きさんは手を動かしているので元気な人が多いです。

 ピアニストもいつも手を動かしているから歳をとっても頭がしっかりしています。

手先と脳はかなり関係があるようです。

⑧自分の意見を正確に相手に伝える。

 日本人は討論が非常に下手です。他人に自分の主張を十分伝える

ということがなかなかできない。これをよくするためには討論をよくしましょう。

⑨多くの人と話し合う。

歳を取ってくると耳学問が非常に大切です。人の話をよ く聞きましょう。

⑩歴史を学ぶ。

古きことを学びながら新しいことをやっていくと、脳の働きがよ くなります。

 

 


次は、痴呆になる条件を危険度の高い順に紹介しますね。

一番危険が高いのは
  「余暇利用の不活発」です。休みになるとボーッとしてテレビの前に
  座っているだけ、これは一番よくありません。

二番目は「本を読まない」

三番目は「頭部外傷を受けること」。

   頭の怪我は要注意です。

四番目は「相手のいる余暇利用をしない」。

   楽しいことは誰かと一緒にすることが大事です。

五番目は「体操・運動をしない」

六番目は「高血圧」。

  血圧が高いということは脳の硬化や脳梗塞を起こしやすくなります。

七番目は「散歩をしない」

八番目は「健康診断を受けない」

九番目は「自分の歯がない」。

  噛むときに使う筋力は脳のすぐ側なので、脳の刺激になるんですね。

 自前の歯が20本以上あって、よく噛む人はなかなか老化しません。

以上です。

 

 

大田先生の言われる「前頭前野をいい状態に保つコツ」は、

母にあてはまります。手芸が好きでいつも手を動かしているのです。

ただ、最近は足が悪くなり歩くのが億劫になってきているようです。

それでも、花が好きでお花を育て、野菜を育てています。

草むしりが大変なようですが・・・。

 私は、はがき絵を描くことだと合点しました。(笑)

また痴呆症にならないように少しでも運動をして、

「ピンピンコロリ」を目指そうと思いました。

仲間と共に、はがき絵を描き、スケッチ旅行を楽しむ為に運動を欠かさず、

 

 

 

「はがき絵コミュニケーション」は、元気な仲間募集中です!
 

 

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