被災者に描いた絵プレゼント
広報さっぽろ8月号ー西区版ーから
札幌に避難されている東日本大震災の被災者の方々に
「絵で少しでも心を癒してもらいたい」と
陶芸家 水林春巳さん(82)がデザインした絵を
八軒まちづくりセンターを通して地域の方に色付け
を手伝ってもらい完成した絵をプレゼントしました。
福島県から避難しているいとこの処に行ったときに、
あまりに殺風景で寂しく、気の毒に思ったことがきっかけでした。
「絵を見て少しでも心を癒して欲しい」との水林さんや
地域の方の思いのこもった絵が被災者に届られました。
図柄の数字の「一」は「一から始まり」という想いを込め、
地蔵には一体一体愛情を注ぎ心の中で声を掛けながら描いたとのこと。
「絵は描いた人の人生に裏打ちされた心が表れる
もの。優しい気持ちで描かないと地蔵の顔が優しくならないんですよ」
というのは、はがき絵にも通じるものがあります。
このような形でお役に立っておられるのを見て感動です。
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