野口染舗さんにてハンカチの染物体験
こんばんは!〝笑顔でコツコツ〟お客様のファン創りのお手伝い
DMアドバイザーの智恵子です。
2月23日の土曜日は、野口染舗さんへお邪魔して、
念願の染物体験をしてきました!
「お客様を知る」ということで、アイムの社員全員で体験です。
まずは、5代目の野口繁太郎さんより会社の説明がありました。
悉皆屋さんとは?
悉皆(しっかい)とは、「ことごとく、みな全部」という意味ですが、
真っ白な反物が着物に仕上がるまで38もの工程があり、
それぞれで完結な職人さん達の間を取り持ち、調和を作り出す仕事が
「悉皆(しっかい)屋さん」と呼ばれているそうで
野口染舗さんも悉皆屋さんです。
着物に関してのいろんな相談に乗ってくれます。
着物に関しては、わからないことばかりですが
着物を丸ごと洗ったり、シミぬきしたり
染め替えたり、柄を変えたり
大人用を子供用にしたり
びっくりするくらいいろんなことができます。
ハンカチ染め体験
いよいよハンカチ染め体験です。
染めの種類説明をしてくれました。
絞り:裂(きれ)をつまんだり畳んだりした後、これを縛って染める方法
板締め:裂(きれ)を板の間に挟んで強く締め、その圧力によって染料の浸透を防いで文様を染め出す染色法
まずは練習で20センチ角の端切れを染めてみることに。
好きな色の染料に、1分くらいつけます。
試してみたら、本番のハンカチを染めます。
私は、いろんな柄を試してみたくて、
最初は端切れを結んだり、輪ゴムで縛ってみたりしました。
染めた後、広げてみて、びっくり!
思いもよらない柄が広がっています。
これは、楽しいです!
白場が多かったので、もう一度染めることに。
染料が染み込みやすいのと
全然染み込まないのとの調節がキモです。
縛りの強さなどの加減も必要。
間違って、染料に落としちゃったスタッフもいましたが
さっと引きあげて、なんとかセーフ!
私の本番は、板締めにチャレンジ!
アイロンをかけると綺麗に仕上がるということで
珍しく丁寧に、縛りもしっかりしました。
染め上がって、水で洗って、色留めをしている最中に
繁太郎さんに工場を案内してもらいました。
野口染舗さんの工場見学
工場はお休みでしたが、特殊な機械のオンパレードでなかなかの面白さ。
アイロン掛けのアイロンはかなりの重さ。
でもコレ、下にビタッとつけずに、浮かして作業するそうです…
撥水加工の機械とか
反物の幅を整える機械とか
ハンカチ染め体験の仕上げ
会社一周させていただいた後、
最後にハンカチを脱水して終了です。
動画はコチラ↓
下から水を吸ってくれる機械です。
最後にみんなでパチリ!
想像以上に楽しかったです!
予定調和がない柄の出方!
だからこそ、同じ柄しか作らない職人さんがいるのにも納得です。
同じ柄なんて、作れませ〜〜〜〜ん!
まさに職人技が必要です。
そう思ってこれから絞りの柄を見てみよう。
とってもお気に入りな感じに仕上がったハンカチ〜〜〜
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