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羆撃ち


こんばんは!〝笑顔でコツコツ〟Chiekoです。

 

ご存知ですか?

日本で唯一の羆(ひぐま)ハンターのことを!

 

「羆撃ち」(くまうち)というノンフィクション小説を書かれた

久保俊治さんの講演を聞いてきました。

 

久保さんは、1947年小樽で生まれ、

小学校に上がる前から

日曜ハンターのお父さんについていっていたそう。

 

秋は石狩原野でカモ撃ち。

冬は小樽の天狗山でウサギ、エゾライチョウ撃ち。

 

ハンターの魅力にとりつかれ

20才になると、すぐ猟銃の所持許可受け、狩猟免許をとった。

朝里岳で三週間山ごもりした時、初めて羆を撃った。

 

とストーリーは続くのですが、

狩猟の様子が目に見てとれるように書かれた小説です。

 

講演では、実際狩猟した羆の写真もみせてくれました。

 

羆の生態や年齢を何で知るか?

冬眠の穴は受け継がれることとか

いろいろ教えてくれましたが

一番印象に残ったのは、

今年テレビで放送されていた南区の沢を下りてきた羆。

あの羆は、顔つきが非常に悪いので、駆除の対象だ!とおっしゃったこと。

 

人間と同じように、動物も顔つきを見ると、

イイ羆か悪い羆がわかるようです。

 

最近、羆が人里に下りてくるようになり、

木の実などがあまりならなくて、食べ物がないからだと

言う人もいますが

「羆撃ち」は、羆のきょうき(たぶん狂気)ではないかと言います。

好奇心や冒険心などを含んだ意味だそうです。

去年よりは今年は少ないので、来年はもっと少なくなるのではとの予想!

 

ふだんは、あまり考えた事のないことでしたが

専門家の話は本当に面白いですね。

 

 

 

「熊撃ち」久保俊治(小学館)

 

 

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