しりべしアグリツーリズムモニターツアーに参加!
Tags: JAようてい, ワインクラスター北海道, 小樽商工会議所, 小樽運河ターミナル
こんばんは!〝笑顔でコツコツ〟おたる案内人1級のChiekoです。
日曜日は、「しりべしアグリツーリズムモニターツアー農業倉庫見学&じゃがいも食べ比べ&ランチビュッフェ」に行ってきました!
ワインクラスター北海道の企画で小樽商工会議所の助成を受けているツアーでした。
大学の先輩のFacebookを見て、知って、車持ちじゃない私は、なかなか気軽に倶知安とか行けないので先輩が勧めるバスツアーなら参加したいと申し込みました。
スタートはここから!大正11年に建てられた三菱銀行小樽支店です。円柱が銀行っぽいですね。素適です。
お客様は早くに集まって予定時刻より早く出発です。お天気もよく、旅行日和です!
バスの中では、後志の農業についての説明がありました。
後志の農業
後志地域は、農産物の種類が他の地域に比べて圧倒的に多く、「北海道の縮図」と言われるほど、食の資源に恵まれているそうです。
全道振興局別収穫量では、
ミニトマト、リンゴ、ブドウ、さくらんぼ、食用ユリが1位。
生食用ジャガイモ、スイカ、メロンが2位。大根が3位。
とのこと。
地域毎の特色としては、余市町、仁木町は、果樹栽培。羊蹄山麓では、ジャガイモ、甜菜など。蘭越町、共和町は、お米。南羊蹄地域では、大根、ニンジン、ジャガイモ。真狩村の食用ユリは、全道シェアの40%以上をしめるそうです。黒松内町は、酪農が盛んです。
後志で栄養豊かな野菜が育つ理由
羊蹄山の伏流水が染み渡り、肥沃な大地が広がっている。気温の寒暖差が大きい。作物の病原菌が発生しにくい高原地特有の冷涼な気候。比較的長い日照時間を生かした農法をしている。
倶知安の農家さんのお話
羊蹄山がとってもキレイに見える農家さんで農家の現状のお話を伺いました。
Oさんは、跡継ぎもいらっしゃって、成功をしている農家さんです。なるべく農薬を使わない野菜をつくったりしているけれど機械や人件費にお金がとってもかかるので、全然儲からない…とのこと。
一台、1,000万円もするトラクターを何台も所有して広大な土地を管理されています。
トラクターは、アメリカ製ではなく、ドイツ製とのこと。これは、印刷機と同じですね。ドイツ製はしっかり頑丈で長持ちします!
最近は玉ねぎが豊作で大変だとの話には、憤りを感じます。
とってもよく育ったのに、量がとれすぎて市場価格が安くなってしまうとのこと。
ジャガイモ1個を一人一人が50銭でも高く買ってくれたらどんなにいいのかとのお話には心が痛みます。
日本人、一人一人が一生懸命野菜を育ててくれている農家さんのことを考えて、適正な価格で購入しないと日本で自分の食べる野菜が作られなくなっちゃいます。
農家さんがしっかりと生活をしていける報酬を受けとってほしいと思います。私はやっぱり日本の農家さんが精魂込めて作った野菜が食べたいです。スーパーでは、必ず北海道産を購入!北海道産がない場合は、日本産を購入します!
さらにその意志が固くなりました。
馬鈴薯貯蔵庫と選別場の見学
JAようていの方に低温貯蔵庫の中を見せてもらいました。
じゃがいもの芽が出ないように2℃で管理をしているそうです。蛍光灯も普通のと違うライトです。緑色〜〜〜蛍光灯の光があたると芋が緑色になっちゃうとか。
じゃがいもの選別は機械を使うのと一部人の手で行っています。
広い工場をゴロゴロとベルトコンベアにのってお芋が進んでいくようです。残念ながら、工場はお休みなので動いているところは見られませんでしたがなかなか圧巻です。
その後、工場の休憩室でじゃがいもの食べ比べをさせていただきました。
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