国会で「値下げ禁止法案」が全会一致で可決されました! No.287

こんにちは

札幌で販促アドバイザーをしている
アイムの山谷満紀夫です。

今朝は昨日からの雨で道路が濡れています。
たまには雨も必要ですね。

今日の頭の中のBGMはオアシスで「ワンダーウォール

問題点

今はモノあまりの時代

欲しいモノはもうありません!

だから物が売れにくく、値段を下げる事が
わかりやすくお客様に違いを伝える方法だと

値下げが横行しております。

半額チラシ0

しかし、この価格競争が日本の国益を損なえてると

国会でも問題視され始めました。

値下げ禁止法案の内容

1.「500円引き」や「50%OFF」等の表記禁止

セールやバーゲン表記ももちろん禁止
定価の価値が下がり、無いと判断されてしまうため。

2.「他店より1円でも安くします!」の禁止

同業者はライバルではありません!
同業者が集まり、価格ではない価値をお客様に伝え、
自社に合うお客様を呼びましょう!

3.「安さを強調するような価格の黄色の紙に赤文字」の禁止

安さを見せるPOPではなく、その商品がどういうものか?
伝えるPOPをつけましょう!

4.そもそも「安と言う文字を入れる」こと自体禁止

激安や最安だけでなく、安い事は価値ではないので
使用禁止

値下げが問題な5つの理由

1.単純に商品自体の価値が下がる

値段が安いとどうしても価値が低くなる。
そうすると定価で売れていた物が
何か、高い感じになってしまう。

そして、安いとそれ自体の価値も下がってしまいます。

2.利益の圧迫

単純に利益が下がりますよね?
それにより、納める税金も減るため。

3.従業員のモチベーションが下がる

利益が低いともちろん給料が下がり、
そして、忙しくなってしまいます。

質の悪いお客様も集まってきてしまい、
クレームが増えてしまいます。

4.仕入れ価格の圧縮

安く売るためには仕入れ業者の価格も下げなくてはいけません。

そうすると、同じ質でやっていると、ドンドン不満になり
品質が分からないところで下がってしまう可能性が高くなります。

某食品会社の事件もコレが原因でしょう!

5.環境破壊

安くお手軽に買ったもの
すぐ壊れ新しく買いなおす

100円ショップの透明傘が良い例です。
昔は傘を大事にし、地下鉄に忘れたら必ず取りに行ったものです。

それが100円ショップの透明傘はその日に風で壊れ
コンビニのゴミ箱やひどい時はそのまま道路に捨てられたり

壊れていないのに晴れたからとコンビニに置きっぱなしにしたり
環境に良くないですよね?

原点回帰(首相談話)

経済の語源「経世在民」は「民を救い世の中を良くする」という
意味に立ち返り、利益を大きく上げることではない
と言う事をもう一度思い直しましょう!

お客様が買わないのは高いからじゃない!
その価格で買う理由がわからないから、買わないだけなのです!

きちんと価値を伝える努力を国民の皆様にはお願いしたい。

日本国として豊かにならないといけないのに
コストが安いから海外に発注

そこの人件費が高くなると
また別の海外を探す。

これは企業エゴの何ものでもありません。

できない事はもちろん技術のある国に
お願いしたらいいと思いますが安いという理由で
お願いしてはいけません。

日本を本当に豊かにしたいのであれば
適正な価格で売り、利益を上げ
多く税金を払って頂く

それが日本が国家として繁栄していく
コレが世界のスタンダードになってくれれば良い

GDP(国民総生産)を見る時代から

ブータンと同じようにGNH(国民総幸福量)で見るようにしたい!

(首相談話)

最後に

今日は4月1日エイプリルフールでした!

ちょっと過激な感じで書いてしまいました・・・(汗;

でも、本当に値段を下げずにどうしたら売れるのか?

そういうことを考える事が本当に重要な時代に
なって来たとおもいます。

何のために働いているのか?

私のお客様にも幸せになってもらうために
もっと勉強しなくては!

 

最後まで読んでいただいてありがとうございます!

販促を消費じゃなくて、投資にしませんか?

販促アドバイザー 山谷 満紀夫でした。


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