札幌軟石ってご存知ですか?
Tags: 勇崎商店, 北海道教育大学アーツ&スポーツ文化複合施設「HUG」, 札幌軟石, 札幌軟石発掘大作戦
こんばんは!〝笑顔でコツコツ〟お客様のファン創りをしたいDMアドバイザーのChiekoです。
札幌軟石ってご存知ですか?
先日、『札幌軟石発掘大作戦』の10年間の集大成のイベントに参加してきました。
行われた場所は、サッポロファクトリー近く(北1東2)の勇崎商店の石蔵です。
今は、北海道教育大学アーツ&スポーツ文化複合施設「HUG」となっています。
札幌軟石とは、北海道で産出する凝灰岩の石材です。
支笏湖ができたときの火山活動で、札幌周辺に流れ出た火砕流が長い年月をかけて固まったものと言われています。現在では、札幌市南区常盤に採掘場あり、採掘している会社は一社だけという状況です。
『札幌軟石発掘大作戦』とは、何かというと
2005年から有志隊員で札幌市内に軟石を使った建物がどれだけあるか足を使って調べ上げる活動のことです。
ゼンリンの地図を渡されて、一軒一軒、違ったら印をつけて歩いてまわったそうです。
一年に一つの区をまわろうと決めて、手探り状態ではじめたそうです。
一枚の地図に一軒も軟石の建物がないこともあるそうですが軟石の建物を見つけた喜びは、計り知れなさそうです。
そして、その建物の持ち主さんからいろいろその建物にまつわるお話を聞いたそうです。
その体験談を何名もの方が語ってくれました。
結果、札幌市内には、280棟の軟石の建物が現存すると言う事でした。結構いっぱいあります!意外といっぱいあります!その写真が勇崎商店石蔵の壁一面に展示されていました。どれも素適な建物で、実際見に行きたいと思いました!
リレートークを聞いた感想
話を聞いていると、とってもワクワクしました!自分の足で歩いて、札幌軟石の建物を発見した喜びの気持ちが私が小樽を歩いて、であった古い民家を見つけた時の喜びときっと近いのだと思いました。私は何気に歩いて見つけましたが、札幌軟石の場合は、一軒一軒しらみつぶしにしなきゃならないので結構過酷なミッションです。見つけた喜びもひとしおでしょう。
この喜びは、歩いた人しか味わえません。自分たちだけじゃなく、市民を巻き込んでこういう体験をすると、それぞれがそれぞれの思いで町の事を考えるようになるなと思いました。そして、その建物の背景を知る事で、愛着を感じるのではないでしょうか?
たぶんなんとなく残っているというのではなくそれぞれのいろんな想いの中で残されているのです。
こういうことを小樽でもできたらいいなと思いました。
小樽の倉庫群もこの札幌軟石を使って建てられているものが多いそうです。見分けるのが難しいそうですが、一部小樽軟石も使われています。
市民の方が楽しんで、喜べるようなイベントを考えたいですね〜♪
札幌軟石の事を知りたいなと思ったら、コチラへ軟石や札幌市南区石山1条2丁目9-22TEL 090-9425-057310:00~18:00 水曜日定休
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