こんばんは!〝笑顔でコツコツ〟NPO法人小樽民家再生プロジェクト理事の智恵子です。
NPO法人小樽民家再生プロジェクトは2021年度の小樽旧寿原邸(すはらてい)の運営・管理を委託されました。
10月2日は、緊急事態宣言が開けて1ヶ月以上ぶりに一般公開を再開しました。
小樽旧寿原邸は色づいておりました!
そして、ぎりぎり中止を避けられたイベント小さな小樽「あなたの石蔵」作りを開催することができました。定員5名で午前午後が満席となっておりましたので、ほっと胸を撫で下ろしました。
軟石やさん監修 かおるいえの石蔵です
北海道遺産でもある札幌軟石を削って、屋根に色をつけて自分だけの石蔵をつくります!
ペーパータオルと軟石に水をシュッシュとふりかけます。削った粉が舞わなくなります。
定規を当てて、削っていきます
真剣に彫っている参加者の皆さん
午後の部の皆さん
お向かいはご夫婦でのご参加
彫る時間は大体40分、溝の深さはそれぞれお好きなだけ彫ります。掘った後は、屋根に色を塗ります。
ご用意したカラーは、小樽カラーの3色。築港(ブルー)てんぐ山(レッド)運河(エメラルドグリーン)
なんと午前も午後も、誰も「築港」を選んでくれませんでしたーーーなぜでしょう?「築港に馴染みがないよね」とおっしゃっていた方も。そうか、築港もう少し知名度アップをがんばらないとね…
札幌軟石は、約4万年前に支笏火山が噴火して火砕流が札幌周辺に流れてきて、冷えて固まった岩石です。そして、約150年前、北海道が開拓されたのですが北海道は恐ろしく寒い!というのと冬に家の中で火を焚くので、火事が多い!という問題がありました。それを解決する資材を探していたところ南区にあった札幌軟石を発見したそうです。
札幌軟石は保温性が高いので、野菜などの貯蓄に最適でした。
札幌軟石は耐火性があったので公共施設や重要なものを保管するのに最適でした。
それで札幌に多くの軟石の建物が建てられたそうです。
皆さんが集中して取り組んでくれて喜んでくださりました。とっても嬉しいです。
札幌軟石のことを知って、いろんな建築物にも興味をもっていただければ幸いです。
札幌軟石のことは、ぜひ… Continue Reading