こんばんは!〝笑顔でコツコツ〟NPO法人小樽民家再生プロジェクト理事の智恵子です。
先日は、小樽旧寿原邸にて、着物の着付けのイベントを開催し、私はイベント担当でしたが、6月20日(土)は、初の受付担当でした。
小樽旧寿原邸 蔦が茂ってます
初めて鍵を自分で開けます。ドキドキ。
まずは用意してきた受付や売店まわりのいろいろを。そして、30分前には掃除を開始。1週間あけているので、蜘蛛の巣もちらほら。はたきがけをして、掃除機をかけて…あっという間に30分!!慌てて、門を開きました。
外に一人の青年が見えたので「いらっしゃいませ〜〜〜」と声をかけると入ってきてくれました。旧寿原邸を目指して来てくれたのかな〜と思ったのですがたまたま通りかかっただけのよう(笑)小樽のこととか寿原邸のこととかいろいろ話をすると興味深く聞いてくれて最後は売店でも、「売上の一部が旧寿原邸の運営の資金になるので、よかったら〜」と言いつつ、商品の説明をしたりしました。すると軟石やさんの「かおるいえ」をご購入してくれました。
札幌軟石を使ったアロマストーン「かおるいえ」とポストカードたて
それが1,200円なのに、なぜか私は1,500円と勘違いして1,500円をいただいてしまいました…気づいて追いかけて、大声を出して、呼び止めるとその青年は、「いいです。寄付します〜〜〜」と笑顔で手を振って言ってくれました!!なんて素敵な青年でしょうか。
次々とお客様が訪れて、受付して、販売してとあっという間にお昼になりました。
合間に、拭き掃除をなんて言っていたのですが、そんな暇ありません。
お昼はちょっと時間が空いて、ランチを食べられました。
大衆バルBridgeの北島豚の角煮丼
前日に予約してデリバリーをしてもらいました!コロナじゃなかったら、こんなことできませんでしたね。移転してからBridge(ブリッジ)に行っていなかったので、嬉しい〜
食べようとすると、リンリンリーン!!!と電話が鳴りました!びっくり!旧寿原邸の黒電話が鳴ったのです。旧寿原邸の電話番号誰が知っているのでしょうか…恐る恐る出ると、旧寿原邸への行き方がわからずに電話をしてきた方でした。めっちゃ説明しにくい…今、その人がいる場所は無視して、5号線からの行き方を伝え「わからなかったら、また電話ください。」としました。また電話が来るかもしれないので、慌てて丼をかきこみました(笑)
無事にランチを食べ終わるとそこからまたお客様が次々といらっしゃいました。中には、神戸からの観光客も!水天宮に行く途中に見つけたようでちょっと入ってみようかなという軽い気持ちの女性の二人組小樽が鰊で栄えたことも知らなかったようなので鰊御殿とか北前船の話とかさせていただきました。もっと話をしたかったな〜(オシツケ)
また、お着物でいらっしゃったお客様も。1階の和室では、中古着物の販売をしているのですが3人でいらっしゃって、なかなか賑わっていて着物2セット、帯、帯締めなど沢山お買い上げいただきました。お目が高い!いい着物が中古であるんですよ〜普段から自分で着ていらっしゃる方は、自分で選べるんですね〜お着物で旧寿原邸にいらしていただき、嬉しいです。
また、寿原食品で働いていたという方もいらっしゃいました。「奥沢にも大邸宅があったよ」とのこと。これは何人かの方にも伺いました。寿原一族の繁栄が伺われますね。誰か当時の写真でも持ってきてくれないかな〜〜〜
寿原さんの奥さんと同級生で、子どもの頃によく来たよ〜とかお茶会に来たよ〜とか懐かしんで来てくださる方も多いです。
旧寿原邸の当番は、思った以上に面白いです!この建物が残っていることによって、歴史が語りつがれるんですね。
そして、お声かけすると、多くの方が売店を覗いていってくださいました。入館は無料ですので、ぜひ何かお買い上げいただけると大変嬉しいです!
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