集客できるチラシを作るコツ!カフェを例題にキャッチコピーを変えてみよう
こんにちは、アイム歴8年、営業事務の本間です。
本日はお金をかけないで、既存チラシのコピーをちょっと変えるだけで集客できるチラシの作りかたです。
世の中にはオシャレなカフェがゴマンとあって、毎日シノギを削っています。
絶対的なオシャレ店や、ぬきんでた個性の家具、美味しくて体に優しい料理がないと人気店になれないとお思いではありませんか?
そんなことはありません。
狭い需要を狙えば、安定した人気店になります。
自分から来てほしい「人」に呼びかけて、その人が興味をもちそうな一言をチラシに入れます。
※会社でチラシ制作をしておりますが、私はチラシ制作が本職ではないので、バランスが悪かったり、イマイチなつくりです。雰囲気だけでも伝われば幸いです。
よくありそうなカフェチラシ
架空のカフェを想定してチラシを制作してみました。
このカフェの特徴は
- ターゲットは20~30代女性
- Wi-Fi環境が整っている
- くつろげる空間
ということでこんな感じに仕上がりました。
このチラシをざっくりまとめるとこんな感じ
- くつろぎを求める女性に向けたキャッチコピー
- 一人でゆっくり過ごしてもらいたい
- 素材を生かした店内のつくり
- 色々な場面で利用してもらいたいので、利用例をちょっと入れる
残念ながら、「なんとなく良さそうだな」と思った人しか来てもらえません。
ターゲットが広すぎて、自分が利用するシーンを想像できないからです。
「お好きな時間をお過ごしください」は逆効果
色々な場面で使ってもらいたいので「店内を好きなように使って、好きな時間を過ごしてね。」と言っても、利用する方は想像できないのです。「ゲームしていいのかな?」「パソコン開いていいのかな?」「静かだけど、おしゃべりしていいのかな?」色々疑問が出てきます。
疑問がでてくると、足が遠のきます。安心できないからです。
漠然とした「くつろいでもらいたい」ではターゲットは他店に流れやすい
買い物の休憩も、読書も、どこのカフェでもできるので、わざわざ「アイムカフェ」でする必要がないのです。
なんなら歩いている途中の目に入ったお店にプラッと入ってしまうかもしれません。
せっかく作ったチラシも効果の薄いものになってしまいます。
はっきりと「アイムカフェに行きたい!アイムカフェじゃないとダメ!!」と思ってくれないと意味がありません。
そこでターゲットをもっと絞って、お客様が利用するシーンを鮮明に想像してもらいます。
ターゲットを更に絞る
- くつろげる空間
- Wi-Fiがある
お店の雰囲気を変えないで、この二つを利用して、ターゲットを絞ります。 カフェでできることは何かな?と考えたところ、二つ思いついたのでダミーで作ってみました。
買い物の休憩中にゲーム機を開きたい女性向け
ターゲットは携帯ゲーム機を持ち歩いていて、データ交換ができたか気になるけど、普通のお店の中では恥ずかしくて開けない女性。
具体的すぎますね。
だがそれがいい。
コピー中に「ゲームが好きな貴女のためのカフェです」と、ゲームが好きな女性(ターゲット)に呼びかけます。
こうすることで自分のことかな?と思ってもらえるのです。
オシャレカフェで休憩したいけど、ゲーム機を開くのは恥ずかしい。
かといってファストフード店に行くのもなあ。と思っている人はいると思います。というか私がそうです(笑)
お店側が「ゲーム機開いていいんだよ!」と言ってくれれば、開きやすくなるので「ここなら安心して開ける!アイムカフェじゃないとゲームチェックできないわ!」となると、しめたものです。
移動中にWi-Fiのあるくつろげるカフェがあっても、安心してゲーム機を開けるアイムカフェを目指すはずです。
打合せの合間などの隙間時間に、カフェでPCを開いて仕事をしたい女性
ターゲットは忙しく働く女性。打ち合わせの合間に休憩がてら、メールチェックや作業を気軽にできますよ。とうたっています。
こちらもお店側から「PCを開いて仕事していいんだよ!次の打合せの時間まで企画書作ってていいんだよ!」といってあげる事で、仕事ができるカフェを探している女性の関心を引くことができます。
おしゃべり目的のお客様が多いと、PCを開くのをためらわれませんか?私はそういうタイプです。
事前にネットで仕事をしている人が多いカフェかチェックします。
お店側で「PC作業OK」とうたっていれば安心です。そういう人ばかり集まっているので居やすいです。
作業をする人にとって電源は必須条件ですが、改装をしない条件なので、コピーに電源がないこととその理由を加えています。これで「長時間作業をしようと思ったら電源ないじゃん!サイアク!!」となる事態を防げます。
ターゲットを絞りすぎると集客できないのでは?
ゲーム機を持ち歩いていて、恥ずかしくてお店で開けない女性や
隙間時間にPCを開いて仕事をしたい女性は、そうそういませんよね。
おしゃべりをしに来る人よりずっと少ないです。
だからこそ、狭い需要に目をつけるのです。
安心してゲーム機を開けるお店が市内にありますか?
PCを開いて仕事していいよ!といっているお店はありますか?
お客様の活動圏内に同じことをうたっているお店がなければしめたものです。
ゲーム機やPCを安心して開きたい人が、一箇所に集まってきます。
まとめ
今回は例ということで、色物なお客さんが集まりそうなお店になってしまいましたが もっとよく考えれば、来てほしいお客様だけをピンポイントで集めることができます。
たとえば、
- 「カフェで打合せをしたいビジネスマン」
- 「子育てがひと段落したママ友同士おしゃべり」
- 「カフェで自習をしたい○○大学生」
- 「○○にお住まいで一人の時間が好きな方」
本職のほうがどんな人に需要があって、ターゲットにとって何が魅力的なのか、わかるでしょう。これはほんの一例です。
同じ土台でキャッチコピーを変えることで、改装をしなくてもお店に個性が出せました。
もっと突き詰めると、それぞれのターゲットに合わせたデザインにする必要があります。
とりあえずコピーを変えるだけでも効果がありそうではありませんか?
あとは、ゲーム情報誌を少し増やしたり、各席に今月、前月、次月が書かれたカレンダーを置いておくなど、少しだけターゲットに合わせた小物を増やすといいでしょう。
こんな内容の集客セミナーを札幌で開いています。
これはほんのさわりです。
セミナーの前半は講義、後半はワークで、自社の広告を持ち寄って参加者同士で意見をだしてもらいます。
自分では気づかないところを指摘してもらえるので、良い時間になりますよ。
3回1セットで次回募集は7月です。
集客のできる広告作り実践型セミナー「お客様創り塾」 aimry.co.jp/events/130806_lesson02/index.html