校正の仕方!印刷・制作会社の営業事務がまとめました
こんにちは、営業事務の本間です。
新卒で入社して8年になります。
入社したての頃は、わからないことだらけで、仕事の進め方すらもわかりませんでした。
その中でも校正が苦手で、よく間違いをしました。
なぜ間違えるのかが分からなくて大変苦い思いをしました。
間違えたパターンを覚えて、自分なりに気をつけるルールが定着しきましたので、前よりも校正ミスが減ってきました。
そこで入社したての自分に向けて、自分の中のルールをアウトプットします。
こんな私がこんな記事を書くのもおこがましいのですが。
こんなマニュアルがあったら良かったのに!という気持ちもこめて。(というかこれを機会に作っておこう。)
印刷やデザイン関係のみならず、書類を作成する時にも共通する部分があると思うので参考になるといいな。
名刺やミニリーフ編
校正を見るときの心構え
「間違いがあるかもしれない」
疑いながら読むことです。「間違いはないだろう」と思っていると間違いを見落とします。
運転免許試験の時に習いました。
それも大きな見出しから、隅の注釈までです。
時間に余裕をもって
バタバタした環境で校正をみていては、間違いに気づきません。
たぶん、読み飛ばしてしまうのです。
心を落ち着かせ一文字一文字、丁寧に読み返すと間違いが見つけやすいのです。
あとは、時間を置いて次の日の朝にもう一度読み返すと、頭がリセットされて間違いに気づきやすいです。
修正は紙に書く
制作をする人に口頭で伝えると、聞き間違い、認識のズレがおきてしまいがちです。
文や図にすると一目瞭然です。
一人で何か作るにしても、修正内容を考えるのと、手を動かす作業は別々にしたほうが作業効率はいいので、やっぱり紙に書きます。
考えながら修正をしていると、時間だけが過ぎてしまいますので。
絶対に間違えてはダメ
売値の桁を間違えて、リンゴが1980円!なんてなったらお客様の足が遠のいてしまいます。大変な事態です。
直接売上に関わる部分なのでここだけは死守します。
人名
間違えやすそうな人名
- 太郎・太朗
- 菊地・菊池
- 山本・山元
- 高橋・髙橋
- 山﨑・山崎
間違えやすそうと思ったり、間違えた文字に遭遇したら漢字をメモします。
次にその文字に会ったら「間違えていないか?」と疑って見ることができます。
日付
日付と曜日はあっているか、セールなどの開始日はあっているか
必ずカレンダーをみて確認をします
住所
「市」「区」が抜けていないか、郵便番号と住所はあっているか。
ネットなどで再度調べます。
私はここで調べています。
日本郵便番号検索ジップコードJP
電話番号
一文字ずつ、文字を打つ消してチェックです。
価格
これはもう絶対です。
- コンマごとに数字を見る(21,980円→にいち、きゅうはちぜろ)
- コンマの位置(数字3つ毎に打ってあるか)
実は流通のチラシは私はあまりやったことがないので経験知識が浅いです。。。
意外と見落とす
大見出しと日付
何度もヒヤッとしました。
大きく目に付きやすいから大丈夫、と思い込んでしまうからです。
そう思ってしまうからこそ、重点的に見ます。
間違えてしまうと目立ちますしね。
人名振り仮名
tsuのuが抜けていたりします。
小さいQ数でしかも、細かいアルファベットなので間違えやすいです。
ここも、「間違えていないか?」と疑って見ます。
一通り校正し終わったら
まったく関わっていない人に読んでもらう。
作った人や、内容をわかっている人は内容を補完してしまい飛ばし読みしがちです。
まったく関わっていない人に隅から隅まで、小さな注釈まで読んでもらうようにします。
最終チェック
ここまで一通りきたら、絶対に間違ってはいけないところを再度確認をします。
- 人名
- 日付
- 住所
- 電話番号
- 価格
今までの修正した箇所とその前後もみます。
文字を消して打ち変える時に、誤って前後の文字を消してしまうことがあります。
まとめ
年長の方の知識をもっと共有してゆけたらいいですね。というか私が知りたい。もっと色々、なにか持っているはずだ!!!
マニュアル、作っておこうと思いました。
ご意見などございましたらお気軽によろしくお願いいたします。
参考になりました。ありがとうございます。