宇宙開発のロマンと根性。
こんにちは、通勤は1時間弱のほんまです。
家を借りるときに通勤時間が長い方が、本を読む時間が取れると考えて遠いところにかりました。
本を読んだり携帯でニュースをみたり、好きなことして毎日地下鉄に乗っています。
金星探査機あかつきが、5月21日(金環日食のあった日)で打ち上げられて2年たちました。
2010年末に金星軌道に入るはずが、部品の不備で2015年まで延びたアレです。
不備といっても、検査を怠けていたわけではもちろんありません。
失敗とか税金の無駄とか世間では色々言われていましたが、ミッション完遂のため今も金星に向けて航行中だそうです。
当初の予定から変更し、不要になってしまった推進剤を廃棄したり、またまたウルトラC的な運用をしているようなので後からの解説が楽しみです。
(最新ニュースやプレスリリースは専門用語が多くてわかりずらいのでここでは深く書けません・・・)
たまに思い出してください。今頃金星と太陽の間を回っています。
こういった宇宙関係の話はロマンあふれているのはもちろん、絶対に成功させてやる!の度合いや熱量がハンパないので、秘話的な読み物は面白いです。
予算も人もミッションの規模も普通の仕事と段違いなので。
宇宙開発の分野でいうと日本は極貧ですが。そのギリギリも面白い。
プロジ●クトXがあったら何週かにわけて放送してもらいたいくらい。
5月21日で2年目かーと思い出して、PLANET-C「あかつき」の前に2003年火星探査を断念した、PLANET-B「のぞみ」の「恐るべき旅路」を読んでいるのでした。
2回目ですが面白い。失敗したのに面白い。川口さんの設計した軌道は素人目に見てもスゴイ。それを本気で実行し成功しちゃう人たちすごすぎる。最終的な目的は果たせなかったけれど。買おうかな。(本は図書館で借りる派。ネット予約便利すぎる。)